帝国エリート軍人たちは何を考え、どう行動し、それを後世にどう書き残したか。
彼らの自伝や回想、他者による証言
石原莞爾、瀬島龍三、堀栄三、田中隆吉、遠藤三郎等々の著作を取りあげた昭和史。
以前、読んだ
『石原莞爾―生涯とその時代』 阿部 博行
https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%C0%D0%B8%B6
あまり知られてなかった帝国エリート軍人の生き様
これが興味深く、何を思い描いて生きてたのか?
戦後彼らはどう分析し何を残したのか?
違う視点にて書かれた本を読んでみました。
現代の政治、世界を巡る状況
経済界にあっても
日本の文化と言いますか伝統的な思考とでも言いますか・・
官僚組織を残したGHQの統治方法は
基本構造は今も同じなんですね。
同じ軍人でもタイプに類別出来ると書かれてましたが
個性豊かな彼らの中から感じる見識
帝国軍の中にある空気と意識
あるようで無いものによって
国家存続の危機にまで陥る。
その崩壊と敗北の流れを分析して活かすことは
日本国の大事な資源だと思うんですよね。
奇しくも北朝鮮による東アジアの危機的状況
打開するには歴史に学ぶことにヒントがありそうです。
世界は進歩してるようで同じ事を繰り返す。
我々が出来ることは
先人の残した知恵を生かし
未来の糧にすることで
よりよい社会を築けるのではないだろうか?