風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『凶悪』

死刑囚が他にも3つの殺人を告白
ジャーナリストが首謀者を隠された殺人事件を明るみにして行き・・。
ノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」を映画化。
第37回 日本アカデミー賞(2014年)
優秀監督賞:白石和彌
優秀脚本賞高橋泉 白石和彌
優秀助演男優賞ピエール瀧
優秀助演男優賞リリー・フランキー 
 
映画さながらの凶悪な現実の事件が報道されますが
スイッチを押すよう簡単に人を殺す須藤
 
須藤は裏切りを過剰に嫌悪し引き金となる
疑い、信用しない人生と先生と呼ばれる首謀者は須藤を誘導する
悪が悪を重ね。
もう麻痺してるように次々を殺める姿
 
追うジャーナリスト藤井も事件だけを考え
介護が必要な親を押し付け家庭は崩壊
 
それぞれに動機はあるのでしょうけども
人の善意って何なのだだろうか・・。
 
死刑制度にももはや救いはない状況
何とも惨憺たる悪の渦に巻き込まれる気分。
 
なかなかヘビーでブルーな気分にする映画だなぁ