風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『J・エドガー』

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実在のFBIジョン・エドガー・フーバー長官の生涯とは・・。
大好きなクリント・イーストウッド監督作品。
期待を裏切らない奥深さと重さは
さすが!イーストウッド作品。

さて、内容。
エンディングにあったけど
フーバー長官は50年もの間をその座に座り
入れ替わった大統領は8人
弱みも握ってたのは想像に容易い。
闇の力と表の力としては
科学捜査を確立し指紋やデータベースで捜査して
正義の名の下にルールを破っての捜査
最近のニュースでもあったCIAが個人情報を収集してたような
きれいごとじゃすまない裏社会ってものはあるんですよね。

何だか平和の為に戦争するような
後味の悪さはあるものの
必要悪ってものが
この世に存在するならば
必要なのだろうな・・?

フーバーの力を行使する為にトップの座に君臨し続けることと
世界に対するアメリカの立ち位置
自らの価値観や正義を
すべての国に押し付けるお節介さと何だか被るんだよなぁ

良くも悪くもアメリカを象徴する人物
光と闇の歴史ってあるものですね。