風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『首折り男のための協奏曲』 伊坂幸太郎  さっきまで同じもの見てたのに視点を変えると違って見えるものですねぇ

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全く別に書かれた話を繋げた短編集なのですが
それだけじゃない伊坂ワールド。

いつもの伊坂さんの長編では
伏線張りまくりで大仕掛けを期待しつつ
いつか繋がるがるんだろうなぁ~何て思ってたので

あれ?あれれって
別の短編に名前は出てくるけど
話としては飛び飛びな感じで
大オチみいな仕掛けってないんかい!って思いましたが

それはそれで別の作品をオマージュされてて
いいかもなと納得してしまうから不思議
ある意味これが大オチで期待を超えてたのか!?

話はそれぞれに
首折り男が首を折り
泥棒、黒澤は物を盗む・・。

それぞれの視点で
物を見るものの角度や眼差しが変わると
さっきまで同じもの見てたのに
違って見えるから不思議なもんです。

短編をすべてに楽しめるものを見つけ
あとは話がオートマティックに走り始めるー。

よく行間を読むって言うけど
これは短編と短編の間を楽しむって言えばいいかなー
巧みな伊坂ワールド。