東京の公園で家族写真を撮り続けている大学生の光司はカメラマンを目指していた。
男性から「いつも娘を連れてあちこちの公園を散歩している彼女を尾行して、写真を撮って欲しい」という依頼
バイト先のカフェバーで血の繋がらない姉・美咲や友達の富永、マスターとの交友の中でー気付くことがあった・・。
何の予備知識もなく選んだ映画を眺めてるとー
東京って以外に大きな公園があって
人の密度も低いんだなとか
余計なことが頭を過ぎりながら・・淡々と観てたんですが
ストーリーも淡々と過ぎつつ
自分の心とシンクロするものかな
主人公のカメラマン志望なのに
ガツガツせず趣味を延長した弱さと
その柔らかさは人の心への理解についても同じなんですね。
自分の投影なのか?
ガツガツ、ギラギラなしで淡々としてました。
ここで切欠となるのが
この依頼、忠実に尾行し写真を撮影する中で
被写体や依頼主を想像し考えること
ファインダーを通して見つめる眼差し
そして、あることを気付かせることになるんですが
恋愛ってものは
当事者の温度とタイミングが命ですよね。
ここで発火する仕掛けに火が灯りました。
何が幸いするか分からないけど
想像することと
写真を撮る行為ってのは
物語性を感じる時にシャッターを押すんじゃないかな?
被写体の物語ですが
自分への語りかけたものでもあるんですね。
あぁー物語が自分に語りかけるって私も同じなんだな^^