風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『たかが世界の終わり』

もう人生が長くないことを告白するために12年ぶりに帰郷した若手作家
そこには母や兄夫婦、妹と再会する。
しかし告白するタイミングを逸してしまい時間は迫る・・。
第69回 カンヌ国際映画祭(2016年)    
コンペティション部門グランプリ受賞    グザビエ・ドラン 
 
久々の再会もあるし
思い出の数々と高ぶる感情
クローズアップの映像に表情として現れ巧みな映像でも見せる。
 
大切な人が困惑する話を切り出すのは難しい
過ぎ去る時間に緊張感も漂うし
 
そんな空気に反応してなのか口論が起こりすれ違う想い
それすらも愛おしいですよね。
 
自分のこの時も有限・・。
時は戻ることはないんですね。
切なき帰郷。