風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『霞町物語 』 浅田次郎

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青春って言葉を使うのは何だか照れくさいけど
まさに青春!!
時代も場所も違うけど
この青春って時期は誰しもが共有する時代じゃないでしょうか?
あれだけ真剣に生きた事は無かったよなぁ・・。
何て今になって思いますねぇ。
振り返るとやっぱり女の子にバイク、友達にバイトの日々。
あの頃のあの場所を思い
またフレッシュマンがこの時期に同じ制服で騒いでたりすると
切ないような懐かしいような・・。
この8編の短編からなる作品は
自分と重ね合わせ思いが膨らむ本です。
それだけリアルだって事かな?
この空気感といい心情を察する表現であったり
短編の短い話なのに深く入り込ませる力は
さすが浅田次郎!絶賛します。
この時代の青春に思いを馳せ自分と重ねる思い
あぁ、面白かったなぁ
最後のページまで思いが詰まってました。