映画を見て(http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/60434215.html)会社で話してたら
会社の女の子が原作を貸してくれた・・
映画の良さもあるけど原作の方が良かったなぁ
種田の心情や仲間のやさしい気遣い
読んでるとゆっくりとじっくり沁みるんですよね。
自分は何者かになれるんじゃないか?
夢をあきらめ切れない種田や
芽衣子がビリーに問う場面で言ってた台詞。
「今、死んだとして自分の人生に納得できるのだろうか?」
「自分の人生とは何か?」
自分にもあったなぁー
そんな時。
就職しこれが俺のやりたかったことなのか??
現実の狭間に悩んだ日々。
あの頃は何だったんだろう
真剣に向き合った時間があるから
何かしらの生きる柱みたいなものを得ることが出来たのだろうけど
そう考えるとあのモラトリアムな時間って大事だったんだなぁ・・。
学生時代に馬鹿やってた友人が現実を語り何かが分かり始めた22歳の頃・・。
急速に狭く感じた空。
ソラニンは時代を超えて
そんな思いを鮮明に思い出させてくれた。
夢中になったことは違えども
青春って後から思うと甘く、切なく、ほろ苦く・・
加藤の雨のシーン。
ビリーの涙。
芽衣子の河原で手を繋ぐシーン。
捉える言葉と絵がとても良かったな。
『ソラニン』はやっぱ泣ける秀作。