孤独殺し屋の女、リュウとそのターゲットとの恋の行方は・・。
オープニング、川から夜の東京の街の夜景。
光を落とした映像。
オフトーンの映像が淡々と流れ・・
映像のように言葉少なに進むストーリー
なぜ殺さないとならないのか?
リュウは何者なのか?
依頼者の憎悪とは何なのか?
謎はなぞのまま・・。
スタイリッシュで斬新な映像。
感心して今調べてみると
これって監督はイザベル・コイシェでスペイン映画なんですね。
なるほど、東京の街を視点を変えると
こんなにもミステリアスでエキゾチックに捉えられるのかー
映像もストーリーも同様で謎が多いままの展開が
見る側の想像を掻き立てて
日が沈んで闇に包まれ闇の深さを垣間見える。
そんなクールな中にも
官能的なシーンが人を浮き彫りにする。
きっとこの映画は一般ウケはしないでしょうけど
最近の情報過多で丁寧な説明が多い作品の中
間で想像を刺激する作品もいいんじゃないかな。