風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『The Best of Shogo Hamada vol.3』 浜田省吾

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『The Best of Shogo Hamada vol.1』
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61717361.html 

『The Best of Shogo Hamada vol.2』
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61829137.html 


「The Best of Shogo Hamada vol.1 & vol.2」に続くベスト・アルバム完結編。
公式HPにも書かれてるけど
http://shogo.r-s.co.jp/disco/album28.html
社会的なテーマを表現した楽曲を集めたコンセプチュアルなベスト・アルバム
核・戦争・経済格差や環境といったテーマに対するメッセージを内包。
アルバム曲は全曲にリマスタリングされた。



目を胸を覆いたくなるような現状
未来に夢を描き難い社会
いつの時代もある理想と現実の歪み

そんなシーンをそれを声高らかに歌う
この魂の叫びこそロックじゃないかと思うんですよね。
最近のメロディアスでテクニカルなロックじゃない硬質で骨太なもの
浜省にはその熱い魂がある。
この歌を聴いて何も感じなく自分であってはならない。
それは志であり明日へ向かう力と同意でありものなのだ。


ーピックアップー

 彬佑犯狃?判桔?法
「君を守りたい~
 愛を信じたいー」
昨今の軽い歌が多い中
浜省の声は心に響きます。

.”裸の王達”
経済格差を歌う
忘れてる・・いや見ようとしてない現実を突きつけられる
”ドキ”とします。

.”詩人の鐘”
浜省の真骨頂
強いメッセージ性と骨太な魂
心揺さぶられます。

.”THEME OF FATHER'S SON - 遥かなる我家”
子供の頃のあるシーン
海の煌きは変わらないけど
時間を経て俺は変わったのだろうかー?

.”RISING SUN - 風の勲章”
自らが行動する世代から
伝える世代になったんだと・・改めて感慨深い。


Α.BLOOD LINE - フェンスの向こうの星条旗
疾走感のあるナンバー
「まだ若かったロッケンロール・・」
このセンテンスいい~


─MY HOMETOWN”
 「いつの日にか 夢みてる この街を出て行くことをー」
高校の頃、私も疑いなく信じてました。

.”午前4時の物語”
最初聞いた時は違和感のあった曲ですが
こうして改めて聴くとなるほどなぁ~
時間ってものが必要な曲もあるんですね。

.”A NEW STYLE WAR”
貧困問題と変わり行く戦争のかたち
ニュースでコメンテーターが訴えるより
一曲の力が時代を変えるんじゃないかな?
もっともっと聴いて欲しい曲



- 収録曲 -

1 .僕と彼女と週末に
2.裸の王達
3.詩人の鐘
4.THEME OF FATHER'S SON - 遥かなる我家
5.RISING SUN - 風の勲章
6.BLOOD LINE - フェンスの向こうの星条旗
7.我が心のマリア (Instrumental)
8.MY HOMETOWN
9.東京
10.午前4時の物語
11とらわれの貧しい心で
12..A NEW STYLE WAR
13.愛の世代の前に
14.桜 (Instrumental)