実在の人物、ジョーダン・ベルフォートはウォール・ストリート
の世界で強引で法律スレスレの手法で成功を収める。
いつしかベルフォートは一線を越え詐欺に手を染めることに・・・。
貧乏から一気にセレブリティになり
金、女、薬と分かりやすい欲望を叶える過程
所謂、成金ってやつかな・・。
そんなお下品なくらい肉食サクセスの先にある
転落の姿がいいんよねぇ~
悲壮感はまるでなく転がり落ちるー。
仲間を売り嫁さんを裏切り
逆にカッコイイぐらいの汚れっぷりー
この汚れ男を見事に演じるディカプリオの才能もすばらしい
マイクパフォーマンスで社員を奮い立たせ
世界の金融の中心、ウォール街を翻弄する姿
好きなシーンで
自分の持ってる普通のペンを売ってみせてくれと
周りにペンを渡すんですが
渡された人はそれぞれに平凡なことを言うけど
それを売りつけるトークや発想こそ命
ここなんですよね。
何でもないものを高く売るワザは
“ウォール街の狼“金融マンの生き様
金融の世界じゃなくとも
自分を高くプレゼンするテクニックと気概あっての向上あってこそ
人生面白くなるのかも?
この映画は3時間を越える作品ですが
退屈なんてしないジェットコースタームービー
肉食男いいんじゃないですか?