獄の中でもさまざまな人生ですね。
議論になり
人の本質は
寅次郎の言う”善”であると
また対して”悪”だと言う
現代でもある思想の話でありますが
善とするならば
正義の名の下に行われる悪って何なんだろう。
小乗って仏教的な表現をするとそうなのだろうけども
金子の親や寅次郎の家族には
そんなことは悪にしか思えないはず。
大義ってものがどこにあり
それが真なのか?
命題としては難しいですよね。
現代に置き換えて思うのが
イスラム国に殺害された後藤さんは
どんな想いで取材に行かれたのだろうか?
功名心?報道することへの正義感?
そこにある大義?
真意は分からないけど
日本国や世界に与えた衝撃と事実に
これをそのように捉えて
後に続くものが行動するのか?
ここに掛かってると思うんですよね。
金子さんの死、後藤さんの死を持って
伝えたかったことは何か?
感情に流され真を考える必要がありますよね。