イラク戦争で戦死した兵士の遺体を故郷へ移送する男の姿を描き
静かでありながら熱い物語。
なかなか心に迫る映画でした。
アメリカ国防省のプロモーションかと思うぐらい
士官から制服を修復する兵
移送中も民間航空機に乗り合わせた人
空港職員、民間人であっても
それぞれが死者に対して敬意を払う姿は崇高なものであり
数字で語られることの多い戦死者ですが
当然ながら一人一人の事情と理由があるんですよね。
届けた家族の悲しみの姿を堪える姿と国家への忠誠
どんな国で時代は変われども
自分を超えた存在と死者への敬意は忘れてはならないものですよね。
今日は原爆が投下されてから70年ですが
多くの命があっての今を真に感じる。
ちなみに
戦場のおくりびとのケヴィン・ベーコンがゴールデングローブ賞主演男優賞
納得の寡黙に任務を遂行する姿は無言なのにオーラが出てました。