血の繋がらない親達の間で愛されて育った森宮優子。
愛のバトンを受け渡す物語。
2019年本屋大賞 大賞作品。
本屋大賞ってことでかなりハードルが上がってましたが期待以上の作品でした。
家族間での事件や殺伐としたニュースの多い昨今
まさに心が望んでた読みたい物語だと気付く
いつもいい時ばかりではないけど
それも良かったと思える人生
そうありたい家族だったり人間関係って素直にいいなー。
それに引き換え血縁とか常識とかを振り翳し
如何にも正論を言うように人の心を踏みにじる人間の多いこと
人が人を想う尊さと温かさ
それが人を幸せにして広がる世界。
いいなって素直に思える幸せの広がり
同じ時と力を使うならば
傷つけるようりも愛し合いたいものです。
素敵な人の物語。