バレリーナになることを目指すトランスジェンダーのララ
治療を受けてるものの進捗に悩み、思うように踊れないことへの焦り
クラスメイトの嫌がらせにより、追い込まれていく・・。
2018年・第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門:ルーカス・ドン監督がカメラドール(新人監督賞)
主演のビクトール・ポルスターが最優秀俳優賞を受賞。
ドキュメントタッチの映像でセリフは少な目なのですが
想像が膨らみリアルで心が痛む
その痛みが胸に迫り目視出来ないぐらい辛いシーンも多々ありました。
最近、現代にあってもいろんな差別であったり
偏見の多くは人を苦しめ悩ませる。
悩みの多いあの時期に重すぎる人生の試練ですよね。
当人もですが父親や教師、医師、それぞれの想いが分かるだけに
生き抜いて欲しいと祈りにも似た願いでハラハラとしました。
相手の立ち位置で心情まで考えて人を想像するって出来てるようで出来てないものだと痛感。
人としてより良く生きる為に
人は人をもっと想像しないとならないものですね。