悩みの寄せる不思議なポストの管理人となって返事の手紙を書き続ける
主人公も心の傷の癒えない日々に悩む・・・。
悔やんでも悔やみ切れない悩み、迷いの渦の中で祈ることしか出来ない中
人は何を糧に生きるのか
心に迫る印象的な場面を思いだす。
夕焼けの話があるのですが
夕焼けがそのひとときであるのではなく悠久であること
世界からすると夕焼けが刹那ではなく
人の生涯の方が一瞬の刹那であること
角度を変えて考える
そんな苦しみ怒り悩む時間は
なんて勿体ない過ごしかたなんだろう。
同じ時間を過ごすならば自分の愛することに使いたいですね。
自分も気付かされた真実。
ユニークで素晴らしき物語。