風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『君は愛にふさわしい』

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恋人レミの裏切りにリラは怒りと悩み多き日々。
レミは言葉で取り繕うものの反省なし
リラの新たな出会いによって愛の行方は!?

舞台はパリですが
多彩な人種と嗜好の人々さすが個人の自由を優先させるフランス文化なのかな
映画でも様々に自由な恋愛を楽しんでいるかのようですが
それはまたもろ刃の剣。

個が自由であるが故に二人にとっては不自由なルールってあるもので
それが守れないなら二人は分かれる方がいいのでしょうね。

そう言うのは簡単なんですが
情ってものはそうも行かないですからねぇ

目先の気の利く言葉を放つ遊び人レミに着ける薬はないですね
だからってリラの流れるままの振る舞いも肯定出来ないし

人の愚かな行為こそ、その人特有の個性を表した営みなんだなって印象です。