猫と暮らす日々、思い出が溢れる7編の物語。
「ハチジカン」、「こぼれたび」、「猫の島」、「トムめ」
「シュレーディンガーの猫」、「粉飾決算」、「みとりねこ」収録。
タイトルに惹かれて読んだんですが
猫が登場するだけでもテンション上がる猫好きには
心を過る切ない話だと嫌だなってのは毎回思う。
猫の暮す世界に没入して抜け出せないな。
どの猫も幸せになって欲しいって思うし
猫に関わる人の幸せをも願う
そういう想いとは別に逃れる事の出来ない別れ
う~ん。
切ないけど、心には幸せで満たされたひと時が確かにある。
ほっこり、しっとりと・・ねこの居る幸せな風景っていいな。