風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『日本人の闘い方』 齋藤孝

『闘戦経』とは900年以上前の平安末期に書かれた日本最古の兵書。
大江匡房によって書かれた『闘戦経』を
斎藤孝さんが現代に置き換えた兵書とは・・。

いかに勝つかは多く世界にある兵書ですが
「戦いというのはただ勝てばいいのではない
ズルをして勝つのではなく、正々堂々と戦うべきである」ってのが象徴的な言葉
 
目次を紹介すると・・。
・心に「武」を秘めているか
・常に戦う気持ちを持っているか
・知識や技術が骨身にまで達しているか
・自分の得意技に徹しているか
・剛毅なる心を持っているか
・若い頃から骨を鍛えてきたか
・「断」の訓練はできているか
・正々堂々と戦っているか
・今、あなたは戦っているか
・本気で取り組んでいるか
 
何か精神論って日本っぽいですね。
しかし志を忘れないってことは勝つことと同じように重要ですよね。
バランス感覚を持って戦う。

人の生きる道を説く
脈々と流れる元来の日本の志を感じる本書