2021年8月から2023年1月にかけて掲載されたオフィシャルコミュニティ『月と散文』に
加筆修正したもので、日常や思考、妄想、家族や友人との関係などが綴られています。
細かな拘りが短い文章においても
又吉節ですぐに書き手が分かるような
ユーモアとセンス溢れるエッセイ
感心する言い回しとか
「悪いことの中にも良かったことを凌駕する良さがある」とか
細かな表現が心に沁みるワード
日常を今よりも何倍もじっくりと味わえるような視点があれば
無限に広がる想像の世界
面白さってどこにでもあるものですね。
流石の秀作エッセイ。