風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『同志少女よ、敵を撃て』 逢坂冬馬

1942年、独ソ戦に巻き込まれセラフィマの人生は一変する。
イリーナ教官を務める訓練学校で復讐の為に狙撃兵になることを決意し・・。
仲間たちの死を乗り越えどう生きるのか・・。
第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞
 
何もかも失い
生きることも失いかけた時
生きる原動力ともなる怒りの感情
 
戦争状態ではそれぞれの正義や個人の振る舞いも大きな乖離がある
そんな最中で怒りや恨みを残しつつも
圧倒的な力が支配し命懸けの死闘となる。
 
何の為に戦うのか?
その目的が達成されたその後にどう生きるのかな?

人は人との出会い
関係の中で人生は変わるものですね。