風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『線は、僕を描く』

家族を交通事故で失った大学生の青山霜介が

水墨画の巨匠・篠田湖山と出会い弟子になる
水墨画を通じて自分自身を見つめ直す。
 
原作を先に読みました
”『線は、僕を描く』 砥上裕將”
https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2023/10/13/050020
 
原作とは異なる点もありますが
映像のよい点は美しい水墨画が生み出されるシーンはイメージを超えて圧巻。
巨大な水墨画の美しさが広がる。
ほんと美しいですね。
 
そしてキャストもイメージを損なわないし
よく二時間に詰め込んだものです。
 
技巧もさることながら
やはり命を描くことが全て
命を描くには自分自身の生とも向き合わないとなりませんし
命を悟った時
新たな扉が開くものですね。