風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『しろがねの葉』 千早茜

少女ウメは命辛々で石見銀山に辿り着く。
銀山の山師喜兵衛に拾われ石見で暮らすことに
彼女の人生は銀山の人々と共に翻弄される・・。
第168回直木賞受賞作
 
厳しい試練の中で辛い別れをを経ても
人は生きるのは何故なのか?
 
亡くなった人々を想い
絶望の中からも、留まる事無く一歩を踏み出す。
 
先の見えるてしまう苦境にありながらも
石見銀山を離れることの出来ない引力。
 
時と共に消える人々
多くの暮らしを経て
今も石見銀山は静かに佇む。