風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『バビロン』

1920年代。映画業界は異次元の輝きを放ってた時代
サイレントからトーキーへと移り変わる波に呑まれる
やがて映画に携わる人々を翻弄して行く・・・。
第80回 ゴールデングローブ賞(2023年)
最優秀作曲賞    ジャスティン・ハーウィッツ
 
冒頭から度肝を抜く映像
カオスを映像化するとまさにこうなのだろうか?
桁違いの金、音楽、躍り、酒にドラッグ、SEX・・。
その場には意味不明の象まで出て来て大暴れ
猥雑で甘美な世界だなぁ。
 
悪夢のような世界の中で夢の世界の映像を創ることって
情熱と突き抜けた欲望に支えられたんだろうかー。
 
バビロンの中で滅びゆく者、スターダムにのし上がる者
栄光と滅びは同じ意味を持つかの如く
人生の振り子は大きく振れる。

今も映画に人は夢を見ている。