風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「パッチギ」

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歴史認識は様々で、この映画の解釈が100%とは思いません
しかしノスタルジックな時代を生きていく人の青春物語としては
良く出来たものですね。
その時代にあった学園闘争、ヒッピー、サイケ、在日、喧嘩
話のスピード感に登場人物のエネルギーの源は何でしょうねぇ?
それぞれの持つ抑圧でしょうか?
この康介とキョンジャの恋愛の中で
日本人=日本国だと言う認識しかないと
この先、恋愛は成就しないんじゃないかなぁ?
国や歴史を越えて
人と人としてどうなのか?
その時限にまで行かないと恋愛は成就しないと思います・・。

余談ですが井筒監督は石原慎太郎の映画を見もしないで
批判するのは、映画好きの私には
どうも不信感を抱きますねぇ。