風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『アドルフの画集 』

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良くも悪くも世界に影響を与えた20世紀最大の人物はヒットラーだと思いますが
彼の若かりし画家を目指した時代のお話。
何かの本で読んだけどその不遇の時代
ナチスとの出会いや数々のすり抜けた人々や出会い・・・。
画家として立身したのならば歴史は変わったのかもしれないですね。
そう思うとあのラストは酷く悔やまれるよなぁ・・。
彼を悪魔のように捉え捕らえるのは簡単だけども人間ですからねぇ
画家として保守的な絵を描くヒットラーはエキセントリックだったわけでもなく
沸々と世の中への不満を蓄積して変わっていったのかも知れません。
人は多面的な才能があり複合的な存在だと捉えると
認められた側面が演説であったり
その存在であることがまた
当時のドイツの不遇が生み出した存在でもあるのかも知れない。
時として歴史は熱病のように病を生み出す・・。
人は謙虚に時代を冷静に判断すること
歴史のIfを一考するも趣がありました。