風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『月の街 山の街』イ・チョルファン:(翻訳) 草なぎ剛

イメージ 1

『月の街 山の街』は韓国でシリーズ累計360万部というベストセラーだそうで
お話は「月の街」「山の街」と呼ばれる韓国の貧しい人々が住む街の
心温まるも温かい実話を収録したもの。

何かを持つか否かで幸せは推し量る事が出来ないものなのに
いつしか自分はこれがあれば幸せだとか
ああなれれば幸福に違いないとか
背景や持ってるものに拘って生きてることに気付きます。
何もなくとも幸せに生きること
心豊かな人生に必要なものとは何か?
そうだよなぁ・・条件じゃない別次元なもの
きっとお金で言えば
100万円あれば300万円と思うだろうし
物質に拘れば際限なく心休まらず悶々とすることだろうと想像に容易い。
この一見豊かなこの日本に欠けたものがあるならば
心の豊かさを育み感じることじゃないかと思うんですよね。
この物語にある貧しい暮らしの中で
忘れていた温かさを感じること
立ち止まって大切なものを思うって
豊かな人生を送る鍵があるんじゃないかな・・。
本文にあった言葉です
「愛は、与える人の心の中に、より長く残るということを・・。」
インドでは得るひとではなく与える人が得るって言われているそうです
獲得することが全てって思われる日々ですが
与えることで豊かになるもの
いま一度そういう行為や思考を考えることって
大切なことが沢山見つかるじゃないかな?