毎日新聞日曜版に連載されてた吉本ばななさんの「毎日っていいな」というエッセイ50編。
日常の素晴らしさ、そこにある豊かな幸せに繋がる感性
心にすーっと入る絶妙な文章。
やっぱり素晴らしいなぁ~このセンスと感性
エッセイで感動するぐらいの域です。
内容としては特別ではなく、身近にあるちいいさな幸せについて
暮らした家にて、街を歩きながら・・
家の食卓で友だちとの遣り取り
喫茶店や亡くなった両親との思い出などなど・・。
私が毎日書いてるこの日記(ブログ)の目指すものが
このエッセイにあると言っていいぐらいのもので
かなりリスペクトしてます。
思えば私の日記は何の気なく観た映画や本だったり
自転車散歩しながら見掛ける空や風にも
それを掘り起こせたらいいなってのが体現されてました。
吉本ばななさんが書かれてた言葉で
「すべての人の毎日が健やかで、小さな幸せに満ちていますように――」
って想いがひっそりと細やかに詰まったこのエッセイを開くと心も温まる。