風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『情の力』 五木寛之

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五木寛之さんのエッセイで100のヒントが掲載されてますが
どれも一貫した思想に貫かれてる。
情に触れる時、自分の心は安らぐことに気付く
日本的な思想が否定される風潮だけど
今こそ日本的な思想が世界を救うんじゃないかな。
その中心となるこの”情”と言うもの・・

「日本が抱える最大の課題はあらゆるものが乾ききってしまったことです・・・」

本の命題である”情”こそ世界を救うのと同時に
それに溺れて大切なものを見失うぐらいの
破壊力があると思うんですよね。
情を感じそれをコントロールする術を身に付け
情を感じ他者を慮る感性こそが
人が何たるかなんじゃないかなぁ?
自分や他者の”情”を尊重ることで
きっとこの瞬間から殺伐とした世界が変わるんじゃないかな?