風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『価値ある生き方のヒント』 森村 誠一/堀田 力

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価値のある生き方とは何なのか?
推理小説森村誠一さんと元最高検察庁検事で
ボランティア団体「さわやか福祉財団」の代表者堀田力さんが
語り合った価値のある生き方のヒントについて・・

なんの理由もないのに憂鬱な気分になるのは
”モーニング・デプレッション”といわれるそうですけど
私は憂鬱になるって自分の価値の揺らぎが
起こるからんじゃないかと考えてました。
そもそもテーマである価値に普遍性はあるのかな?なんて思ってたら
こんな言葉がありました。
「人はそれぞれに価値観を持っているのです。
それが自由だからこそ、人は自らの幸せを感じることができるのです。
それは自らの意思で決めてこそ答えがみつかるのではないでしょうか」
ーと語ってます。
確かにそこにヒントがありますね
自分の意思で物事を判断し責任を負うこと
そこがすべての始まりであり結果でもあるんじゃないかな?
自分の頭で考えた価値ってこれまた不思議なもの
そこにはいろんな偏見や錯覚が存在しますよね。
本文ではー
「人の心を動かすのは論理ではない」と。
情熱や熱意に心動かされるのはどの世界も誰でも同じですよね。
ならば合理ではないもの
そこで私は満足感こそが、人生の価値そのものだと思ってます。
そして本物の満足感はプロセスにあるのではないだろうか?
共感した本文にもあった言葉に
「・・夢を追うその努力が、生きがいと充実感とをもたらす。
また、夢を追う過程で、人から学び、協力し、共感し・・・」
まさに共感する部分です。
結果ではないプロセスにこそ真実の価値は存在しうる。
私はそう信じてます。
人の模索して生きるその姿にこそ価値があるとー
明日もそう明後日もそうそれが人生なんだよね。
何か納得の本。