マネーゲームを描いた『ウォール街』の22年ぶりの続編。
ゴードン・ゲッコーと復讐を果たすために彼に近づくトレーダー
新たなマネーゲームの展開。
アメリカって国は分かり易いよねぇ
サクセスした人間が大勝することで
国を牽引し下々まで食べさせる構図は
すぐに国が管理、規制する日本とは
同じ資本主義と言えど全く違うパラダイム
映画にすると痛快なんですよね。
自己のサクセス為には家族にすら偽り出し抜く
リーマンショックは記憶に新しいけど
クズ債権を混ぜて売ったり
新たな金融商品を提案して
兎に角、儲けることが正義
その先にあるものが
何なのか?あの22年は何なのか?
使い切れない金を持っても
限りない欲望はアメリカだけじゃない
飽食の先進国全てに言えることじゃないかな?
ラストの娘に会うシーンは気休めじゃないか・・?
何か企んでるじゃないか?
そんな気がするぐらいの大事なマネーへの信念が痛快。