風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『セッション』

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名門音楽大学に入学したニーマン
フレッチャー率いる学内の精鋭バンドメンバーにスカウトされ
偉大な音楽家への野心は燃える狂気のレッスンの先に・・。
第87回アカデミー賞で5部門にノミネート、J・K・シモンズ助演男優賞を含む3部門で受賞

ジャズ好きな私はこの音楽のシーンだけでも好印象なんですが
内容はスリリングで観てるだけで緊張感のある空気になる
胸の鼓動は高鳴り、汗が滲んだし
胸を撃ち抜かれた映画の波紋が心に広がりました!

この鬼指導を通り越し
音楽に憑りつかれた悪魔なのかなんなのか?
感情を高ぶらせ過ぎな指導のシーンでは叱咤し椅子が飛ぶ
完全日本の現代の学校ならパワハラでアウト!

しかしながら狂気に迫る天才の指導と
それに答えそれを上回るような野心は
恋人とも別れ親族とも喧嘩し
人生を投げ打って全ての力を費やす熱い魂。

これは良し悪しやら成功とかそんな次元じゃない!
全てを超えた応酬のセッション

鳥肌ですね。
ラストシーンは伝説になるでしょうってぐらい衝撃
痺れました!