小学生時代、仁太と芽衣子たち6人組は“超平和バスターズ”という仲良しクループだった。
不慮の事故により芽衣子が亡くなりメンバーはバラバラになるが
高校生となった仁太の前に突如、芽衣子が現れて……。
6人の葛藤と再生の夏。
この作品に何の知識もなく映画化されるとのことで
面白いのかな?との軽い気持ちで観たんですが
深夜の男の心をも掴む物語。
どこがツボかと言うと
やはり幼少期の心の傷と記憶を思い出したからかなー。
無邪気に躊躇ない子供であるが故、傷つき傷つけることってありますよね。
意外に覚えてたりして
誰もがある郷愁といいますか・・
当時、会えなくなった思い出とかやるせない思いが不意に心に溢れたなぁ。
子供だったから分からなかったことや
しかし大人で理解がある故のであるがこそ言えないことも
人との関係って微妙で繊細なですよね。
人の心の機微が重なり溢れ出る瞬間の切なさ
挿入曲「secret base ~君がくれたもの~」がこれまたピッタリでぐっと胸に来ました。
誰しもがある柔らかき心の昔の想いを思い出す。