雨の中で泣き続ける二匹の猫をアパートへ
ライターの猫との切なくも幸せな日々を綴ったノンフィクション。
じゅ太とみャ太の微笑ましい幸せで温かな暮らしと
痛々しい闘病生活は猫好きにはきっと涙なしには読めない。
何度となく涙が溢れ過ぎて本を閉じたことだろうか・・。
愛おしい関係との暮らしは時にこの上ない大きな幸せを生みますが
分かれとなると心に抱えきれないぐらいの悲しみをも生みますよね。
しかし、その温かな暮らしは
傷ではなくそれを完全に凌駕する大きな幸福の思い出を残す。
愛する暮らしは多くの心を幸福にするのだ。
日常の些末な出来事に紛れて
最も人生で大事なことを忘れてしまってる自分に気が付く
人生に愛のある豊かな心に触れることの出来る素敵な本。