幼い頃から一緒に過ごしてきた親友同士の男女が
いろんな時代を経て築く関係を切なく綴るラブ・ストーリー。
タイトルだけだとベタな感じですが
かなり構成が巧みに作られてて
チャットやメールがありながらも
現代のすれ違いやボタンの掛け違いを描く
ツールってよりもその時のメンタルだったりで
タイミングですよね。
素直に紆余曲折しながらも
温かないい気分になる後味のよい物語は心のオアシスだな。
中でも幼馴染の男アレックスが結婚する時のスピーチは
数々の出来事が胸を過り心を打つスピーチに
相手に心を伝える事の大切さに気付くシーン。
自分でもやり場のない本心。
何を望み誰の幸せを望むのか?
主人公ロージの家族が影で見つめる
温かな眼差しも良かったし
時に痛みを伴うけど
人生には多くのファンタスティックな出来事に包まれながら
生きてるんですよね。