風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『食べる女』

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8人の男女のそれぞれの抱えたものや
向き合い方を“食“を通して描く群像劇。

食や性に向き合い方ってどこか似てるもので
ある人は簡単で手軽に満たせばいいって発想だったり
ある人は厳選されたものを丁寧に作り上げるとか・・
まさに姿勢や所作はやっぱり食と性ってその人の地が出ますね。

物語の中であからさまに語る性も
個人的なことでありながらも
根っ子の部分では人と分かり合いたいって衝動があったり

それが期待と異なったことがあっても
それもいいんじゃないかなって、優しさに触れたり

人は癒されてまた違うものを受け入れ楽しむ。
人生ってそんな関係性で広がるものですね。

食も性も奥深い永遠のテーマだな。

どちらも真理として愛情なくては深まらないって所も共通
欲求ってその人を雄弁に語るものですね。