風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『おいしいごはんが食べられますように』 高瀬隼子

職場の同僚で考えの違う登場人物達
人間関係を食べものを通して見えて来るものとは・・。
第167回芥川賞受賞作品
 
誰もが日々食事をするけども
食べる事への考えは違うものですね。
幸福と同じでそれぞれの向き合い方が如実に表れてるのかなー
 
食を通して他人と繋がり、感情を伝えたり、関係を深めたりすることもありますが
そこには同調圧力や齟齬の切っ掛けになるようなことって多いですよね。
 
厄介なのが正義を掲げて強制する善意の人達。
 
人の気持ちが分からないって意味では
微妙にすれ違ったこの世界ですが
 
何事も相手を思い遣る気持ちが根本なのかな?

皆が納得出来るような
おいしいごはんが食べれる世界を祈りたい・・。