双子の兄弟、優我と風我。
彼らが他の双子と違うのは誕生日に起こる不思議な現象。
その特殊な現象を使い巻き起こる出来事・・。
伊坂作品独特の伏線とどんでん返しも今回はどうも切ない。
何でかな?考えると
完全に人生を入れ替わることなどない唯一無二である片方の事
どんなに同じ遺伝子であっても人の関係性や想いは違うし
生きてたって喜びの後の悲しみもあるし
物語の中でそれぞれに伝えたいのに伝わってないものや不完全な気持ち
そこらが心に引っかかってるのかも知れないな。
面白かったんだけども
最近の伊坂作品傾向が変わってないかな?
そこも気になったりの作品。