風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』 塙 宣之

f:id:gotoblueseabicycle:20191220051304j:plain

ナイツの塙宣之が漫才を徹底解説。
M-1必勝法や歴代王者の分析や現代漫才の流れと漫才論はM-1グランプリファン必見の書

M-1歴代勝者とそのワザや背景を分かり易く解説されてて
まさに腑に落ちる漫才論はすばらしかった。

今年も今週あのM-1グランプリがあると思うと楽しくてならない気分。
その楽しみの根源や仕組みがこれか!って目次を紹介すると

プロローグ「僕が霜降り明星を選んだワケ」
第一章 「王国」 大阪は漫才界のブラジル
第二章 「技術」 M-1は100メートル走
第三章 「自分」 ヤホー漫才誕生秘話
第四章 「逆襲」 不可能を可能にした非関西系のアンタ、サンド、パンク
第五章 「挑戦」 吉本流への道場破り
第六章 「革命」 南キャンは子守唄、オードリーはジャズ
エピローグ「10年ぶりの聖地。俺ならいいよな」

凄いですよね。
そうか!この年そうだったよなぁ~とか
歴代優勝に過去のその年の自分と重ね合わせたりは
過去の話がすべて思い出せるのは歌なら紅白レベルのその年が重なる。

人生と共にある笑いってすごくないですか?
それぐらいお笑いの齎す効果は大きく
人生を彩ることないですよね。

彼らの練った芸術作品を観れるって幸せだなぁって思う。
人生を笑って過ごしたい。