風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『チュベローズで待ってる AGE32』 加藤シゲアキ

ゲーム会社に就職した光太は新たな環境にありながらも過去に引か掛かる事に心を捉われる
再会したチュベローズの人々。
過去から現在に辿り着く、そこにある真実とは・・。
 
前作の22歳の光太
『チュベローズで待ってる AGE22』 加藤シゲアキ
https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2022/07/01/050614
 
大胆な展開だったAGE22ですが
あれから10年
 
ドラスティックな展開は
ミステリアスな展開へと変わる
 
それぞれに秘めた10年の歳月と重みを感じますが
誰もが過去に影響を引きひきずっての今を生きてますもんね。
 
しかし拗らせる過ぎて、どんでん返しのラスト
 
人間て独立して生きてる様でそうではない
互いに引き寄せ反発する引力ってあるもんですね
 
それを縁って言うのかな
人の放つ因縁を考える。