大学院生の岡田一心は銀幕のスターだった女優の鈴さんの家に通って荷物整理のアルバイトをするようになる。
鈴さんとの時間は多くの思い出が交差し・・。
人との出会いは人を変える。
生きるべきと思われた人の死と残された者の人生は
その人の想いと共に生きるんだろうな
恋愛の別れも同じく
痛みを背負って生きる
印象的な言葉が数多くありました。
「時間がかかるのよ。人の心ってね、大人になってもよちよち歩きなの。
ゆっくりとしか歩けないのよ。立ち止まって、迷って、でもちゃんとまえに進んでく。
だから、周りの人はゆっくりと待ってあげるしかないの」
心には時間が必要な場面もあるものですね。
それがどこに辿り着くのかは分からないですが
意図しない現実でどんな痛みの伴う感情が芽生えたとしても
明日を共に生きてゆくことが全てなんですよね。
鈴さんと幼馴染も
一心と鈴さんも
静かに素敵な時間が流れて行くー