風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ラスト・ショー』

1960年代のアメリカ南部の田舎町に暮らす高校生のソニーとデュアン
先行きの展望を描けない空気と打算的な女の子達
否応なく時は過ぎて・・。
1971年製作
第44回アカデミー賞助演男優賞助演女優賞を受賞。
 
田舎の閉塞感
未来が透けて見える階級社会
打算的に生きる憧れの女の子
どこかに閉塞的で陰鬱な空気が漂う中で
 
馴染みの店が閉まり
裏切りを感じると
友情や愛情も懐疑的になる日々。
 
夢を語れない若者の行き場の無さって
現代日本にも漂ってますよね。
 
浜田省吾の「ラストショー」と調べると関係はないようですが
同じ空気が漂ってるなー
胸を締め付けられるような焦りと日常の狭間に揺らぐ
 
刺さるなぁ・・。