風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『透明な夜の香り』 千早茜

一香が新しい仕事先は、調香師の小川朔の家事手伝い。
人並み外れた嗅覚を持つ朔のもとに様々な問題を抱えてやってくる。
香りを鍵として、それぞれの人生が展開する・・。
第6回渡辺淳一文学賞受賞作
 
続編を先に読んでしまったのですが
『赤い月の香り』 千早茜
https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2023/11/17/050039

香りと独特の世界観に魅力を感じて最初の物語へ 
なるほど続編でも触れられる一香さんとは、そういう微妙な関係だったのかー
新城や源さんも何だか嬉しくなります。
 
さて、物語ですが
才能故の判断を下す孤独
それがどうなるのか?未来は見えない
 
全てはありのまま、依頼者の望むまま
それが神の思し召しなのでしょうか
 
正直な香りの世界へ