風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『珈琲時光』

陽子は日本と台湾を頻繁に仕事で行き来する日々
そんな中、台湾人の彼氏の子供を身籠るも
結婚はしないとの話に両親は心配し・・。
小津安二郎監督の生誕100年を記念作品
 
日々の暮らしを静かな視点で描き
カメラも引きで行き交う人々と一緒に主人公が映る
社会の中で坦々と進む映像はリアリティがあるな。
 
こうした日常の中で喜び、不安を抱きながらも
一人としては特別な時間を生きてるんですよね。
 
静かに映像は流れながらも
人の心に向けられた視点が際立つ映画。