風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『銀河鉄道の父』

質屋を営む宮沢政次郎の長男・賢治は農業大学へや人工宝石の製造
宗教への傾倒と人生の定まらない賢治
そんな賢治を叱咤しつつも見守る父の政次郎の日々は・・。
 
原作を先に読んだのですが
"『銀河鉄道の父』 門井慶喜"
https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2023/05/26/045833
 
天才って才能の陰に凡人にはないトリッキーな人だったりしますが
才能を潰さずに伸ばすような人生を歩ませた父親や賢治の妹・トシの愛が
宮沢賢治の作品を生んだ大きな要因になったんだろうな
 
心を育てるって、愛情あってのことですね
 
愛溢れる宮沢賢治の作る物語は
家族の情の結晶なんですね。