風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ハンニバル・ライジング』

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若き日のハンニバル・レクターを描いた作品
過去が気になってたんですよねぇ・・
何故か魅力あるハンニバルの過去
あのダークヒーロー的な魅力はどこから来るのだろう?
復習から始まる殺人
あの極悪人をもっといたぶって復讐してやれって
思う自分に気が付きます
勧善懲悪の世界に胸がスーッとするのは
世の中を上手く渡り歩く本当のワルがまかり通る
世の中に反感があるだろうなぁ。
話がそれたけど
こういった心が形成されるのが幼少期
その過去に迫る作品だけど
そこにムラサキって日本人が関係して来ます
ヨーロッパで剣道するハンニバルには
う~ん!?となるけど・・
日本刀こそ日本の芸術と技術の象徴的な刃物だと思うんですよね。
世界一切れる美しい形と機能
まさに日本の美の象徴的な物ですよねぇ
それを武器として使うのは怪しくも危険な世界へ
台詞にあったけどハンニバルの心は
あの妹と共にあの場所で死んでしまったのかもしれない。
心の大事な柔らかい温かい部分が・・・
絶望せずに生きるハンニバルの心には
新たにモンスターの心が・・
その心に突き動かされてるのでしょうねぇ。
いろんな自分の隠れた部分を刺激する演出と映像が刺激的。