実話ですけどベタだよなぁ~最初はどうかなぁ~って思ったけど・・泣ける泣ける。
静かな涙が独りでにツーッと落ちて行く
涙腺が弱くなったのか?気持ちに素直になったのか?
分からないけども・・。
その闘病の中で相手を思うその気持ちが心をストレートに心を打つんですよね。
旦那役の草なぎ剛のあの穏やかな雰囲気に
妻役の竹内結子の笑顔は素敵過ぎる輝きを放ってて
弱り行く儚さがより鮮明に浮きだってました。
作品中紹介されるSFはどこか切なくある部分現実的であり
奥さんに「エッセイじゃないの」って言われるけど
そんな切ない部分に現実を奥さんは感じたのだろうか?
中でも好きなシーンは空の青さの話。
海の引力が弱くなって落ちて来た粒って発想が
何とも豊かでユーモアがあり面白い
そんな豊かさとユーモアに温かさ・・
この殺伐とした状況から
こうも温かい涙が落ちるって
映画ってほんと素晴らしい。
人の温かさに温まりたい時にどうぞ!!