風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

八重の桜(30)「再起への道」

敗戦によってお家断絶を免れたものの
萱野権兵衛の斬首。
生き残った者にしても
それぞれが背負った会津再興への道筋は遥か遠い。

絶望しそうな世の中で人は何かを信じて
それを成就させる為に生きることの強さは美しい。

現代日本のニュースに流れる命の価値と言うものは如何程のものか?
近所との折り合いから人の命を奪う犯罪や
年端も満たない少女首謀のリンチ殺人
些細な個人の利益の為に命を奪う非常さ

同じ日本に暮らしながら
豊かさと引き換えに失ったものの尊さを感じずにはいられない。

自らの命を超えた守りたいものの為に生きる人と
自らの些細な利益の為に殺める個人
一つの命は同じでありながらも
この差は天と地の差。

何の為に生きていますか?
自分を振り返る。