風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

八重の桜(32)「兄の見取り図」

先週の不実な男から一変
幽閉されて敵対してた薩長の中に入り
新しい国を目指す覚馬の先見性は一目置かれるってのも分かりましたね。

現代に照らし合わせるならば・・
植民地開放、アジアの独立をスローガンに
経済封鎖を発端に起こった先の大戦
負けることでそのスローガンはだけが消え失せて
一方的な論理で叩かれ続ける日本国と
当時の帝や都を守る為に血を流した会津
体制が変わった瞬間、着せられる逆賊の汚名。

何だか似てないですか?
体制は変われども
それぞれ生きた人間は苦労して命を繋ぎ
復興し生き長らえて来た我々の先人。
武力じゃない学問だと
一心に学ぶそれぞれの背負ったものの大きさ。

現代との違う点はそんな先人の想いを忘れてないだろうか?
経済的には豊かになったかも知れないけど
心はどうだろう?時に自己の利益だけじゃなく
何かを背負い生きることって大事なじゃないかな?