風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

八重の桜(49)「再び戦を学ばず」

世界の体制が変わり時代が変遷し
当時、当たり前だった価値観が変わるのは必然。

人が生きる上での最大多数の最大幸福は何か?
当然ながら平和がいいに決まってますが
そんな原則的な基本理念があっても
世界の歴史は戦いの歴史と言っても過言じゃないですよね。

「再び戦を学ばず」
なるほど自国の価値観で歴史観を変えて触れ回る国があるし
世界は何に向かって何が大事なのか??
そこに個人であったりその国家だけの利益に目が眩む所があるからかもしれないですね。


どうも近代日本国の評価と会津がダブって見えるのは私だけだろうか?
戦前アジアはほぼ傀儡国家となったタイを除いては
日本のみが独立国家でありました。
いろんな視点でいろいろとあるでしょうが
アジアの開放と独立の義の為に戦ったのと侵略国家と騙まし討ちと言う汚名。
容保のいつか汚名を晴らさねばって気持ちと
日本近代史が重なって思えるんですよね。

先人の苦労に立脚した豊かさを謳歌する我々が
過去の究極の選択を迫られた先人の人々の生き様を学ばないでいいのだろうか?
胸を締め付けられる切ない思いが胸をよぎる。